SUNQパス
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体験ルポ
今回のモニターさん
熊本在住、34歳、男性。
いつもは旅に出るなんて、まるで考えられない、超多忙な日々。
仕事以外で人に触れ合い、風景を楽しむべく、一人旅に出ます。

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九州+下関、4日間回れる。全九州14,000円。九州+下関、3日間回れる。全九州10,000円。北部九州+下関をおトクに3日間回れる。下関・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分。北部九州8,000円。バス車体のステッカーを目印にご利用ください。 一部ステッカーのない車両があります。乗務員にお尋ねください。


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色んな旅発見!!SUNQ体験ルポ

日々の疲れを癒すため…

毎日残業当たり前。休日出勤に代休無し。有給? なんですか、それは。そんな働き盛り30代半ばの男が、奇跡的に休暇を手に入れた。
となれば、旅だ。旅に出るぞ。
とはいえ、予定がぎっしりの旅なんてまっぴらごめん。気ままな旅をするのだ。
どうせなら、高速なんて一切使わず路線バスで行こう。そして、地元のB級グルメを思う存分満喫するのだ。

※このルポの内容や金額などは2007年7月時点のものです。

まずは、バーガー

07:30

熊本交通センター乗車(西鉄高速バス/ひのくに号)
ということで始まった路線バスの旅です。が、いきなり高速バス乗ります(笑)。 路線バスだけを使うのは、佐世保から福岡まで。その前後の熊本〜佐世保、福岡〜熊本は高速バスを使用することにします。せっかくのSUNQパスですから…。


記念撮影

高速バスです。
09:01
高速基山下車
さて、乗り換えです。熊本〜佐世保間にも、もちろん直通便はあります。でも、7時10分発だといつもより朝早く起きなきゃいけないので、パス。9時10分発だと佐世保に着いたらもうお昼。その中間はないのですかと探していたら、高速バス予約センターの方が教えてくれました。「高速基山で、乗り換えることができますよ」と。つまり、熊本発福岡行きのバスで基山まで行って、福岡発佐世保行きに乗り換えれば、ってことらしい。「福岡発のほうが便数が多いので、上手にご利用いただければ便利ですよ」と。
たった20分ですが、朝の20分は結構大きい。なので基山で乗り換えてみることに。
上り車線から下り車線まで行かなくては行けないので、ちょっと大変かなあと思っていたのですが、案内板に沿って歩いていくだけで、5分とかかりませんでした。
「高速基山乗り換え」について詳細は、楽バスで。

さて、あとは、一眠りしている間に佐世保ですね。

案内板

佐世保号
09:40

高速基山乗車(西鉄高速バス/させぼ号)

11:01

佐世保駅前下車
来ました。佐世保です。佐世保バーガーの街、佐世保です。大きい大きいと有名な佐世保バーガーですが、 私、朝から何も食べてないのはここだけの秘密です。ってことで、最低3つはいけちゃうかなあ。バスセンターでもらった資料を見てさっそく出陣してみることに。

11:15

佐世保駅前乗車(佐世保市営バス/柚木行き)
11:18

京町下車


佐世保バーガーその1

佐世保バーガーその2

カリカリ&ジューシーなベーコンが旨い! サクサクパンが旨い! それにしても大きいなあ…。おかげで、2つしか食べれなかったじゃないか。
12:13

京町乗車(佐世保市営バス/鹿子前桟橋・パールシーセンター前行き)

12:30

鹿子前桟橋・パールシーセンター前下車


何号だろう?

パールシーセンターを散策。結構Bなグルメを売ってるんですが、どうにも、おなかが重い。聞けば、ここから上の方に、展望台があるらしい。
私 「歩いていけますか?」
店員「大丈夫。若いんだから」
一抹の不安は残りますが、腹ごなしに行ってみますか。

……遠いよ。30分はかかったと思います。しかも、のぼり。でも、ここからの眺めはたしかに最高。ちょっと靄がでてかすれた感じになってましたが、それもまた良かったのかも。

石岳展望台から
14:24

石岳動植物園前乗車(佐世保市営バス/黒髪営業所前行き)


まるで、私のためにあるような

そういえば、佐世保のバス停にはこんなステッカーが貼ってありました。バーコードを携帯で読み込めば、路線の説明とかが見れてとても便利。ありがとう、佐世保市。ということで、佐世保には別れを告げ、今度は平戸に向かいます。
14:53

佐世保駅前下車
15:10

佐世保駅前乗車(西肥バス/平戸行き)


特急です

西肥バスです。もちろん、一般路線バスです。
16:36

平戸桟橋


平戸です

やってきました。平戸です。ここには、どんなB級グルメがあるのでしょうか? 楽しみ楽しみ。で、バスセンター目の前のお土産物屋さんに入ってみた。
まず気になったのが、牛蒡餅。ゴボウで餅なんて作れるのですか? で、お店のお母さんに聞いてみた。カタチがゴボウに似てるからというのが、一般的な説のようですよと教えてくれた。このお母さん商売っ気も少なく、とてもいい人。他にも、平戸のことたくさん教えてもらいました。近場だったら、あそこの教会がいいよとか。宿が決まってない? だったら、あそこのホテルが朝食がおいしくてオススメだよとか。夕食はどこそこが安くておいしいよとか。商売トークかと半信半疑だったけど、本当に全部良くてビックリ。失礼しました。そして、ありがとうございました。


教会

平戸城

お母さんに教えてもらった通り、一通りの観光を終えて、夜の街へ。といっても、普通の居酒屋さんです。カウンターで一人寂しく飲んでいると、となりで飲んでいた地元の常連さんが声をかけてくれました。「焼酎、まだ入ってる? 良かったらこれ飲み」自分のキープボトルから焼酎を分けてくれた。地元のじゃがいも焼酎をいただく。いも焼酎よりも、あっさりさっぱりな感じでおいしかった。それに、これまた地元の椎茸のバター焼き。これ最強。イカのすり身を揚げたヤツ。ふんわりふわふわ、噛めばかむほど味が染み出してくるのね。それになによりなのは、こうして、地元の人に仲良くしてもらって、一緒に飲むお酒ほどおいしいものはありません。 まさに一人旅の醍醐味といえるかもしれませんね。

「平戸城」
松浦家26代鎮信は1599年(慶長4年)亀岡に「日の岳城」を築いた。しかし、徳川家康は豊臣秀吉と親交が深かった松浦家に疑いのまなざしを向けた。鎮信はその疑いを払うために「日の岳城」を焼却、平戸6万1千7百石を守った。松浦家は以来約90年間を「御館」で過ごすが、30代棟となって幕府の許可のもと、1704年「平戸城」の再築を開始、1718年完成した。この平戸城は山鹿素行の縄張によるもので、全国でも珍しい城と言える。明治4年に廃城となり、昭和37年平戸市により復元された。
●SUNQパスを提示すると、入場料10%OFFに。

【住所】長崎県平戸市岩の上町1458
【TEL】 0950-22-2201
【営業時間】8:30〜17:30(入館は17:00まで)
【定休日】12/29〜31
【HP】http://ww21.tiki.ne.jp/~hirasink/index.htm
「平戸観光資料館」
オランダ塀の坂の上にある資料館。隠れキリシタンの納戸神、マリア観音像や祭具、江戸幕府の鎖国政策によりジャガタラ(ジャカルタ)に追放された日本人母子が故郷に送った手紙「ジャガタラ文」などを展示。オランダ貿易時代のコルネリア彫像や、江戸時代の儒学者・山鹿素行[やまがそこう]の山鹿流学問の諸遺品などもある。
●SUNQパスを提示すると、入場料20%OFFに。

【住所】長崎県平戸市大久保町2496
【TEL】 0950-22-2813
【営業時間】8:00〜17:00
【定休日】水曜日
【HP】http://ww22.tiki.ne.jp/~yamaga/

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そして、ギョウザ

10:24

平戸桟橋乗車(西肥バス/松浦バスセンター行き)
もういちど、お土産物屋さんのお母さんにご挨拶をしにいく。うちは昔、民宿もやってて部屋数はあるから、次きたときはうちに泊まるといいよなんてうれしい言葉をかけてくれました。絶対また来ますと、平戸をあとにしたのでした。
今日は、松浦、伊万里とまわって、武雄温泉です。



幸橋
11:10
松浦バスセンター下車


松浦バスセンター

ただの路地です。でも、なんかいい

いい感じの建物です。とても情緒があり歴史を感じさせてくれます。しばらく、町をぷらぷらと歩いてみた。すると、B級グルメ、発見! 酒まんじゅう。程よいの甘さの餡と、皮の風味がベストマッチ。


酒まんじゅう

続いて、昼食。いろいろと見ていると、「旬(とき)あじ」というのが目に留まる。いわゆるブランド魚ってやつなのかな。B級といってはいけない気がする。迷っていたけど、気がついた。どんぶりがあるじゃないか。オーケー。どんぶりならオーケー。どんぶりならB級だ。ということで安心して(?)、旬あじ丼をいただきました。脂ののりがはんぱないです。すごい肉厚。食べてから思った。これをBと呼んじゃやっぱりだめかな。


旬あじ丼

13:03

松浦バスセンター乗車(西肥バス/伊万里バスセンター行き)


メタリックなデザイン
13:53
伊万里下車
伊万里到着。まずは、駅周辺を見てまわることにしました。さすがは伊万里。そこら中にありました。こんなのやあんなのが。


こんなの

あんなの


うし道楽?

これはなんですか?伊万里牛?へえ、おいしいんですか。なんて、B級グルメな私には関係ないですが、写真ぐらいならとってもいいでしょ?
駅近くは一回りしたので、いよいよ、大川内山へ。

14:50

伊万里乗車(西肥バス/三間坂駅前行き)
さて、なぜこのバスに乗っているかというとですよ。まあ、行くんですけどね、大川内山。この路線の「平尾」というバス停から、歩こうと思っているわけです。たぶん、4kmぐらいです。天気もいいし、それもありかなあなんて。ちなみに、ちゃんとバスも走ってます。伊万里の町であんなのやこんなのを見てなきゃ、バスで行けたんですけどね。しょうがないですね。だって、見たかったんですもの、あんなのやこんなの。
14:58
平尾下車
とてものどかな風景の中を、てくてく登って来ましたよ。でも、ちょっときつかったです。明日は筋肉痛だな。
大川内山、到着。山上駅の2階には霧氷展示室が。真冬にしか見られない霧氷が1年中観賞できます。模型ではなく、人工的につくられているそうです。


山奥です

いいなあ

あれですね。伝統と現在と、観光と実用と、いろんなものがきっちりと融合している感じですね。どんな感じだ? とにかく、すごく良い空気感のある町だなと思った次第であります。
16:28

大川内山乗車
当然、帰りはバスで。
16:47

伊万里下車
16:50

伊万里乗車(昭和バス/武雄駅前・竹下町行き)
この道中はとてもいい景色が広がっていました。ぼーっと、景色を眺めているうちに、あっという間に武雄温泉。なんだかもう、一時間ぐらいバスに揺られるのは、何でもないことになってきました。

昭和バスです。

こんな風景

17:36

竹下町下車
バス停おりたらいきなり、お肉屋さん、発見! 揚げたてのコロッケ、つい買ってしまいました。お肉屋さんのコロッケって、なんでこんなにおいしいんでしょうね。外はサクッ、中はほっこり。ああ、日本人に生まれて良かったなあ。って、コロッケは和食じゃないのかな。

お肉屋さんのコロッケ

武雄温泉

そうそう、武雄温泉に着いたのでした。
早速、温泉入ってみました。
温泉からあがったら、やっぱりビールだよなあ。ってことで、ギョウザをつまみに、ビール! くー、たまらないね。

オーソドックス

さて、次は違うお風呂へ。
そして、風呂からあがったら、とりあえず、ビール! あとギョウザね!


パリパリ系

こりずに、もう一度、温泉。
そして、ビール! うーん、今度は水餃子!


水餃子もいいね

温泉、ビール、ギョウザ、温泉、ビール、ギョウザ、……。これは、とまりませんよ!
明日は、ついに福岡入り。次から次への乗り換えが待っています。

「松浦史料博物館」
桃山様式の石垣の上に、長い白塀をめぐらす松浦史料博物館は、旧藩主松浦氏の邸宅「鶴ヶ峰」を利用したもの。館内には松浦家代々の資料や遺品など約3万点が所蔵され、鎌倉時代以降の武具や調度品、また狩野探幽塀風絵の書画、美術品、南蛮紅毛貿易時代のオランダ船船首飾像などの文化財が展示されている。
●SUNQパスを提示すると、入場料10%OFFに。

【住所】長崎県平戸市鏡川町12
【TEL】0950-22-2236
【営業時間】
8:00〜17:30(1〜11月)(12月のみ16:30まで)
【定休日】12/29〜1/1
【HP】http://www.matsura.or.jp/

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締めはラーメンで

07:33

温泉入口乗車(昭和バス/多久行き)
07:37
甘久西下車
08:03

甘久西乗車(祐徳バス/佐賀バスセンター行き)

09:02
佐嘉神社前下車
佐賀市です。もう福岡は目前です。ちょっと時間がとれたので、佐嘉神社にお参り。

正面

肉まんです

そして、肉まん。とてもジューシーで、甘ーい。甘いと言っても、とても自然な甘み。野菜と肉の甘みなんだろうな。
09:57

佐嘉神社前乗車(西鉄バス/西鉄久留米行き)
10:42
西鉄久留米下車

バスのお供

久留米駅でみつけました。いきなり団子。どこで食べてもやっぱり旨いと思います。熊本の名物だと思っていたのですが…。
11:35

西鉄久留米乗車(西鉄バス/浮羽発着所行き)

12:36
浮羽発着所下車
いなかのバスセンターは、どこも良い雰囲気です。そして、お肉屋さんシリーズ第二段。鳥の唐揚げ。頼んでから揚げるので、本気で揚げたてです。待つのも熱いくらい。


浮羽発着所

持つのも熱い
13:16

浮羽発着所乗車(西鉄バス/杷木行き)

バスも小型のかわいいやつです

13:25
杷木下車

ここもいい感じです。

13:41

杷木乗車(西鉄バス/JR二日市駅行き)
14:17
甘木バスセンター下車

ちょっと都会に近づいた?

14:25

甘木バスセンター乗車(西鉄バス/博多駅行き)

15:03

筑陽学園前下車
ここから、太宰府まで歩くことにしました。 観光スポットがたくさんあるようなので、もう歩いてまわっちゃえって。どうせ、筋肉痛だし。 ちなみに、ちゃんとバス走ってます。甘木で乗り換えず、二日市まで行けば、太宰府行きのバスがありますし、太宰府市にはコミュニティバス(SUNQパスももちろん使用可)が結構たくさん走ってるようです。


太宰府天満宮

梅ヶ枝餅

天満宮のお参りもそこそこに、梅ヶ枝餅。このパリもち感はたまらんですね。
16:38

太宰府乗車(西鉄バス/宇美営業所)
17:02

宇美営業所


宇美営業所
17:07

宇美営業所乗車(西鉄バス/天神行き)
18:14

天神三丁目下車


天神
18:45

天神三丁目乗車(西鉄バス/西公園)
18:49

法務局前


長浜の屋台

ラーメン

旅のラストは、B級グルメの旅にふさわしく屋台で。モツ煮やら、豚足やら、てんぷらやらをおいしくいただきました。締めは、ラーメン。博多のラーメンも、うまいですね。
19:51

港一丁目乗車(西鉄バス/博多駅行き)
19:58

天神大丸前
20:20

西鉄天神高速バスターミナル乗車(西鉄バス/ひのくに号)
さて、永遠に続くかと思われた路線バスの旅も、残すところあと1本。そう考えるとなかなか感慨深いものがありますね。

もう見慣れたこのステッカー
22:11

熊本交通センター下車


熊本交通センター

記念撮影

ただいま、熊本。

旅のなごり
ストレス解消のために、ちょっと変わったことをしてやろうと思って出かけた旅。結局23本のバスを乗り継ぎ、佐世保から福岡まで到達することができました。一番苦労したのは、実は準備段階です。きちんと調べあげておかないと絶対まずいことになると思ってましたので。 しかも、ちゃんと観光もしたいぞなんて欲もでてしまったので大変でした。でも、そのおかげで、現地では慌てることもなく、ゆっくりのんびりの旅ができたかなと思います。一人旅ならではの出会いもあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
この旅を終え数日たっても、無意識にバスを目で追っている自分に気がついたりします。このバスに飛び乗りさえすれば、いつでも、どこでも行けるのだと。 SUNQパスのステッカーを見かけると、ついそんな思いにかられてしまいます。
よし、明日からまた仕事がんばろう!

※このルポの内容や金額などは2007年7月時点のものです。

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